北九州市若松区の吉澤医院|内科、小児科、消化器内科

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福岡県北九州市若松区桜町10-2

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診療案内

内科

内科

内科としては、かぜの諸症状や生活習慣病などを幅広く診ています。生活習慣病の治療では、お薬の処方だけでなく生活習慣の改善策も提案し、検査数値が少しでもよくなるようコントロールしています。その際、患者さん一人ひとりとのコミュニケーションを何より大切にし、お仕事やご家庭の事情などにも配慮しています。普段の生活の中で患者さん自身が気づいていない問題点をどうしたら改善できるかを親身に考え、アドバイスいたします。

当院は1935年に開院して以来、親子3代にわたって診療してきました。患者さんの症状に合ったお薬を事務的に処方するだけでなく、不安や疑問なども丁寧にうかがい、少しでも気持ちが和らぐような診療を心がけています。ささいなことでも気兼ねなく、いつでもご相談にいらしてください。

なお、より詳しい検査や入院治療が必要と判断した場合、速やかに近隣の医療機関へとご案内いたします。

糖尿病

糖尿病は、慢性的に血糖値が高くなる病気です。通常、私たちは食事をすると一時的に血糖値が上がるものの、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きによって再び下がるため、一定の数値に保たれます。しかし、糖尿病にかかるとインスリンの働きが悪くなり、血糖値が高い状態が続いてしまうのです。

初期段階の糖尿病は、自覚症状がほとんどありませんが、異常にのどが渇く、トイレの回数が増えるといった症状が出る方もいます。しかし、自覚症状があらわれたときには病気が進行してしまっているケースもあるため、健康診断で指摘を受けたら放置せず、早めに医療機関を受診しましょう。

糖尿病かどうかは、血糖値の検査によって診断します。治療としては、食事・運動指導に力を入れていますが、患者さんの性格や、お仕事など、生活背景にも配慮し、無理なく続けられる方法を提案しています。

高血圧

高血圧症を発症すると、治療のために、長期にわたって普段の生活をご自身でコントロールしていくことになります。より前向きに病気と向き合うためには、病気についてよりよく知っておくことが大切です。

例えば、食事の際には塩分を控えなければなりませんが、その理由を知るには、まず、血圧についての知識が必要でしょう。血圧とは、血液が血管の壁を押すときにかかる圧力のことです。この力は、心臓が血液を送り出すときの力と連動して強くなり、血液の量が増えても強くなります。塩分を多くとると、血液中の塩分量を一定にするために血液の量が増え、結果、血圧も上がる、という仕組みになっています。

高血圧の状態が続くと、血管が傷つき、破れたり血栓ができたりしやすくなります。もし脳や心臓の血管にこうした障害が起これば、命にかかわる病気の発症リスクも高くなるのです。

高血圧症も、はじめは自覚症状がほとんどありませんので、健診で指摘された場合は早めに治療を始めることをおすすめします。

脂質異常症

脂質異常症かどうかは、血液検査によって判断します。悪玉コレステロールの数値が140mg/dL以上、中性脂肪の数値が150mg/dL以上、善玉コレステロールの数値が40mg/dL未満など、決められた診断基準に照らし合わせて診断をつけていきます。

脂質異常症も、ほかの生活習慣病と同様に、初期段階ではほとんど自覚症状があらわれません。しかし、動脈硬化の原因となり、さらには心筋梗塞や脳梗塞を発症する引き金ともなる病気なのです。

主な原因は、カロリーの過剰摂取(食べ過ぎ)です。そのため、治療としては、まず、普段の食生活の改善を重視しています。お仕事などを含め、患者さん一人ひとりの生活リズムを尊重し、よりストレスがかからない生活改善の方法を親身にアドバイスいたします。

消化器内科

消化器内科

消化器内科としては、腹痛や胸やけ、便秘、下痢といった胃腸のお悩みを中心に診ています。ささいなことでも、心配なことがあれば何でもご相談ください。

日本人で胃がんや大腸がんにかかる方は多く、2018年には発症数が多い病気として、男女共に上位5位以内に入っています(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録)より)。

他方で、胃がんや大腸がんは、内視鏡検査で早期発見し、早期治療を行うことにより、症状が改善する確率がより高まるとされています。そのため、当院では、「検査は痛みを伴うのでは?」と、心配して内視鏡検査の受診をためらっている方でも、定期的に検査を受けていただけるよう、より痛みをおさえた方法で行うよう努めています。

胃内視鏡検査

当院の胃内視鏡検査は、経口内視鏡を採用しています。経口内視鏡とは、先端にカメラがついた管を口から挿入し、食道、胃などの状態を見る方法で、がんやポリープの有無などが分かります。のどやお腹などに違和感がある場合の多くは、胃の内視鏡で原因を探っていきます。

当院の理事長は、勤務医時代から内視鏡検査に携わり、麻酔なしでもより楽に検査できるようにと指導されてきたため、痛みの少ない内視鏡検査を得意としています。なお、現在、当院では患者さんによりリラックスして受診していただくために麻酔を使用するため、ほとんど眠っているような感覚で検査を受けられます。

鼻から管を挿入する経鼻内視鏡の方が楽だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、経口・経鼻には、それぞれメリットとデメリットがあります。例えば、経鼻の方がより径の細いカメラを使用するため、画質の面では経口に劣ってしまいます。そうした理由から、当院では経口内視鏡を採用しています。

大腸内視鏡検査

大腸がんの発症は食生活と深くかかわっていると考えられています。近年、発症数が増加していますが、その要因の一つに、食生活の欧米化が進み、肉中心の食事が多くなったことがあげられます。

大腸がんは、ポリープが進行した結果、発症するといったケースが多く見られることから、当院では、できるだけポリープの段階で見つけて除去するよう努めています。そのため、大腸内視鏡検査に前向きになっていただけるよう、できる限り痛みの少ない検査を心がけています。ご要望があれば、麻酔を使用した検査にも対応できますので、お気軽に相談ください。

なお、検査の結果、より詳しい検査や治療が必要と判断した場合は、連携している医療機関へと速やかにご案内いたします。

小児科

小児科

小児科では、かぜや感染症をはじめ、子どもがかかりやすい病気を幅広く診ています。北九州市立夜間・休日急患センターの小児科での診療経験がある理事長が診療を担当しています。なお、理事長は現在、小石幼稚園や深町小学校などの学校医を務め、地域の子どもたちの健康管理にも尽力しています。

お子さんには優しく接し、親御さんには分かりやすい説明に努めてまいりますので、お子さんの体調のことで少しでも心配なことがあれば、いつでも相談にいらしてください。